蒲田行進曲
2011年 01月 07日
いやいや、これもほんとにいまさらですが、久しぶりに見なおしてもやっぱりぼろぼろですがな。だれがいいとか何がいいとかうまいこと言えまへん。そりゃあもう主役の3人はめちゃめちゃええんですが、主役とか脇役とか、そんなもん関係ありまへんね、ホンマにええもんは。見たもんがおもろい思たらそれがすべてやおまへんか?ぐっと来たところはぎょうさんありますが、小夏に「あんた顔映らんのよ」と言われた大部屋役者のヤスが「こんな顔みたい人おりますか?映画がよくなりゃいいんです」に役者の心意気を感じます。メインの3人のからまり具合が絶妙でそこがもちろんメインストーリーなのですが、原作のつかさんや深作監督やスタッフさんはじめ映画を作っている、関わっているすべての人々、演じているひとびとすべてが愛おしくなっちゃうような映画ですなぁ。ほんまにつくってはる方がたと映画の中で演じているひとたちがごちゃまぜになったような感覚も味わえるのがさらによろしいわ。おかげさんで初泣きさせてもらいました、おおきに。(なんでなんちゃって関西弁?)
キャスト
銀四郎 - 風間杜夫
小夏 - 松坂慶子
ヤス - 平田満
朋子 - 高見知佳
橘 - 原田大二郎
監督 - 蟹江敬三
助監督 - 清水昭博
トクさん - 岡本麗
山田 - 汐路章
トメ - 榎木兵衛
ヤスの母 - 清川虹子
千葉真一 - 千葉真一 (友情出演・本人役)
真田広之 - 真田広之 (友情出演・本人役)
志穂美悦子 - 志穂美悦子 (友情出演・本人役)
勇二 - 萩原流行
大部屋A - 石丸謙二郎
マコト - 酒井敏也
スタッフ
監督:深作欣二
製作:角川春樹
原作・脚本:つかこうへい
音楽:甲斐正人
プロデューサー:佐藤雅夫、斎藤一重、小坂一雄
受賞
キネマ旬報ベスト・テン
キネマ旬報ベスト・テン1位
読者選出ベスト・テン1位
日本映画監督賞
脚本賞
主演女優賞
助演男優賞
読者選出日本映画監督賞
毎日映画コンクール
日本映画大賞
監督賞
女優演技賞
美術賞
日本映画ファン賞
ブルーリボン賞
日本アカデミー賞
最優秀作品賞
最優秀監督賞
最優秀脚本賞
最優秀主演男優賞
最優秀主演女優賞
最優秀助演男優賞
最優秀音楽賞
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