告白

告白 【DVD特別価格版】 [DVD]

東宝



原作は去年の6月に読んで、映画のことも気にはなっていましたが、あまり愉快なものではないことは予測できたので映画館では見ずにDVDになってからレンタルで観ました。

この監督の作品は「下妻物語」はよかったのですが「嫌われ松子の一生」は最後まで観終われないくらい苦手だったもので微妙だったのですが、俳優陣の演技に興味があって見ることにしました。

予想通り、観ている間も観終わってからもなんとなく嫌~な感じがあって、そこは原作の雰囲気が出ていると思いました。原作同様好みが分かれるでしょうね。私は「嫌いじゃないけど・・・」もう一度見たいとは思いませんね。
自分の中学時代のことや、今までに知っている多くの中学生のことや、教師として、や、親として、などなど現実と引き比べるとあまりにいろいろなことが浮かんで来て混乱しますが、ひとつの映画としては、おもしろい、と書きかけて「?」が浮かぶかなぁ。
松たか子さんの淡々とした演技がかえってこわかったり、その割にわが子に対する愛情はそれほど描かれていなかったり、冒頭のHRシーンから、教師としてもあまり熱心なほうじゃなかったんだろうなと思わせ、そもそも復讐方法の陰湿さがすごいですよね。ありえない登場だったけど最後の最後の表情はさすがでした。後任の教師の勘違いぶりがまた空恐ろしく、少年の一人の母親の愚かぶりも空恐ろしく、でも現実にもこれに近い母親はいそうです。中学生たちもそうですが、とにかくだれもかれもがどこかズレていてどこか行き過ぎている。お互いもかみあわない。
現実は云々と考えずにゲームのような感覚で見るのがいいのかも。
それがまた薄気味わるいけど。もしかしてこの後味の悪さが魅力なの?
だれにも共感できないというのも後味の悪さの一員かな。
結局登場人物のだれもが自分のことしか考えていないしね。


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by sk_miyuki | 2011-04-19 01:47 | DVD | Trackback | Comments(0)

早期退職して50歳から演劇生活中の阪口美由紀のブログ。稽古・公演・映像・観劇メモ。次回出演2017年6月24日~25日YSG大14回公演『間違いの喜劇』@山手ゲーテ座


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