「デンデラ」-ド迫力
2011年 06月 29日
公式サイト の画像がド迫力なのでぜひ見てください。
いや、もうベテラン女優さんたちがいつもの美しいお姿ではないメイクと衣装と役どころで自然や老いや自分自身やなにやらと闘うという・・・なんかすごいもの見ちゃった、って感じです。
「楢山節考」のその後、とかなんとかいろいろあるんだけど、とにかくこの厳しい自然の中で生き抜いているおんなたちを演じる女優さんたちががとにかくたくましくて楽しそうで迫力なの。
そりゃないでしょ、とか、ありえないでしょ、とかつっこみどころもいっぱいあって、ファンタジーとも言えるし、それにしちゃラストが、とか、でも現実も甘くはないわけだし、とか、最近のこの状態の中ではさらにいろいろ考えさせられます。
しかもこの映画の撮影が震災直前の1月2月の山形の雪山なんですよね。
雪山、って、いや、私も北海道育ちですけど、半端ないですよ、冬山の寒さは。
このベテラン女優さんたちの強さはなに?
たくましさと迫力になんだか気分がスカッとしてしまいます。
とにかくいろいろあるけど生きてる間はしゃんと生きなきゃね、って。
女優さんたちの一言インタビューはこちら 。
私は田根楽子さんのコメントが好き。演技もよかった。
で、観終わった後、なにやら抽選があるというので何気なくくじを引いたら
当たりました! 浅丘ルリ子さんのサイン入りパンフレット!
そうそう、鑑賞料金がなぜか1000円です。
で、今日観てきたのはスペイン映画「BIUTIFUL」です。 重い話だった。でも後味は悪くない映画でした。