育児ばかりでスミマセン


育児ばかりでスミマセン。

望月 昭 / 幻冬舎



おなじみ「ツレがうつになりまして」のツレさんの育児エッセイ。

ツレがうつになりまして。

細川 貂々 / 幻冬舎




現在1歳7カ月になったまご育てヘルプ中ですが、男性の目から見た育児の日々がわかりやすく書かれていて共感できます。
ちょっと前にイクメンなんてことばが流行りました(?)が、この望月さんのように全面的に育児に関わっている男性はまだそう多くはないでしょうね。

育児なんてものは大昔から当たり前のようにだれもがやってきた自然なことなのですが、文明が進むほどなにやら大層な大事業になってきているようです。この本にあるようになにしろコドモというのはオトナの時間を限りなく奪うイキモノですからねぇ。昔はオトナの側も他のことで忙しすぎて、生きていくのに精いっぱいでそれほどコドモにだけかまけている余裕もなくてそれでもコドモは育っていったのでしょうね。

まごの成長を見守りながら、自分の子育て時代のことも否応なく思い出しつつ、たくましく優しく子育てをしているムスメを見てなにやら感慨深いです。
今まごにふりまわされつつ、当時(20数年前ですが)ふたりのコドモを育てつつフルで仕事を一体どうやってしてたんだ、と信じられない思いです。オットは今で言うイクメンのハシリだったのかと思われますが、かなり協力的でしたし、良い保育園にお世話になり、理解のある職場や同僚にも恵まれていましたので幸運であったのはたしかです。それでもコドモが小さい頃は職場で電話口に呼び出されると、また熱でも出したんじゃないか、けがでもしたんじゃないかとヒヤヒヤしていたものです。実際に熱を出して呼び出されることも多くそのときはひたすら上司や同僚に謝りながら早退して病院に通ったものでした。
まぁ、そんなこんなでもコドモは育っていくものですが、成長して手がかからなくなったからと言って育児が終わったわけではなくて、オヤなんぞに一旦なってしまえば死ぬまでオヤなんですねぇ、これがまた。
「子どもは3歳までに親孝行をする」とはよく言ったもので、本当に赤ん坊というのは無条件に周りに希望をふりまくものですよね。ツレさんが書いているようにこうまで無防備にひたすら頼りきり信じきり笑顔を向けられるとホント、どぎまぎしてしまいます。この笑顔だけで生き抜くんだから赤ん坊はたいしたものです。
「コドモが生まれてからまわりのすべての人が愛しくなった」というようなことが書かれていますが、私もコドモを持ってから他人のことも少しは優しい眼で見ることができるようになりました。ああ、みんな昔は赤ん坊だったんだなぁ、って。
仕事で私の代りはいくらでもいるけど、この子たちのハハオヤは私しかいない、っていうのはたいした発見でしたね。様々な周囲の協力に感謝の気持ちもいっぱいでした。

「目に入れても痛くない」といいますが、ほんとに自分がこんなとんでもないばばバカになるとは思いもしませんでした。もちろんオットもりっぱなじじバカになってます。
早産で生まれて保育器の中で1カ月も過ごした小さな小さな命が今ではトコトコ歩き出し、なにやら主張らしきものも始め、これからの成長が楽しみです。今のままが一番かわいいけどね~、なんてのは言えないな~。
生まれてきてくれてありがとう。









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by sk_miyuki | 2011-11-23 01:29 | | Trackback | Comments(0)

早期退職して50歳から演劇生活中の阪口美由紀のブログ。稽古・公演・映像・観劇メモ。2017年からシェイクスピアの原語上演やシェイクスピアを原語で読む会にも関わっています。ぼちぼち始めたモノ減らしや健康のメモなども。年々物忘れ力が上がるので備忘録ブログです。


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