大事なはなし@下北沢駅前劇場

観劇は、よし、行こうと決めて予約をするところから始まって、当日その劇場に向かう、並んでチケットを買う、劇場に入る、席に着く、舞台上を見る、客席を見回す、置きチラシをパラパラと見る、なんてところも全部含めてを言う。もちろん観終わって帰りの電車で思い返すのも。
今日行った駅前劇場は初めてじゃないのにまたしてもビルの入り口の前で
ホントにここだっけ?と思いながら急な階段を昇る。
3階まで行ってスタッフさんにあいさつされてやっと安心する。
もっとも今日は劇団はえぎわのノゾエ征爾さん作・演出・出演、川上友里ちゃん出演なので楽しみにして来た。
制作さんやスタッフさんも顔なじみなので「お久しぶり」とごあいさつ。
客席にもはえぎわの劇団員さんや「ライフスタイル体操第一」のアンサンブルメンバーの顔が。

さて、舞台上はなにやら荷物がいっぱい積まれた、チラシにある通りの「昭和の匂いが漂う」だれかの部屋。
こういう小さな劇場は客席と近くて、自由席なのでお客さんが入ってくるたびに席を探しているのもなんだか楽しく、舞台の裏で息を潜めて待機する役者を思い、これからどんな世界が現われるのかとドキドキする。
これは小劇場ならではの楽しみだ。
b0131968_21164161.jpg

当日パンフには主演の山谷初男さんのごあいさつがあって
それによると山谷さんがノゾエさんに惚れこんで今回の舞台が実現したとのこと。

山谷さん、本当にすばらしかったです。
舞台上に「居る」というのはこういうことかと思いました。
80歳近い俳優さんにかわいらしい、と言ってはたいへん失礼なのですが
その魅力的な佇まいとお色気(?!)に、若い女性が魅かれても無理はないと思えるほど。
川上友里ちゃん、広田亮平さん、高嶋寛さんとの世代の違う出演者の共演が面白かった。
ラストのノゾエさんのご出演もご愛敬。
全体に漂う不思議な空気に山谷さん演じる老人同様に暗闇で鼻をつままれたような
夢でも見ていたような
そんな80分でした。

終演後にノゾエさんや友里ちゃんに一目会えたのもうれしかった。
込み合っていて写真が撮れなかったのは残念です。
今日は千秋楽だったんですね。おめでとうございます。

 

CoRichブロ<br />
グランキングにほんブログ村 演劇ブログ 劇団・役者・裏方へにほんブログ村 演劇ブログへ

[PR]
トラックバックURL : http://misakichi4.exblog.jp/tb/19601477
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
by sk_miyuki | 2012-12-02 21:24 | 観劇 | Trackback | Comments(0)

早期退職して50歳から演劇生活中の阪口美由紀のブログ。稽古・公演・映像・観劇メモ。2017年からシェイクスピアの原語上演やシェイクスピアを原語で読む会にも関わっています。ぼちぼち始めたモノ減らしや健康のメモなども。年々物忘れ力が上がるので備忘録ブログです。


by sk_miyuki
プロフィールを見る