松原東洋さんのワークショップ
2013年 10月 17日
そのワークショップでは全員が初めてお目にかかる人たちだったのですが
初日、知らないどおしで緊張した面持で集まったアトリエでまず開口したのが東洋さんで
そもそも
「とぉよぉです」って?え?なに?名字?名前?
だったのですが、その不可思議な容貌(ヘアスタイル?)
なんとも不思議な語り口
に、このひとがメインでめんどうみてくださる方と知って
何とはなしに安心したんですね。
お話の内容はキビシイものでしたが。
「ワークショップ楽しかったね、だけにはしたくないんです。
みなさんは何がしたくてここに来たんですか?」
そして始まったワークショップでの東洋さんのストレッチ
これがまた、違ったんだね、今までやってるつもりだったストレッチとは。
は?身体と話す?身体に聞く?
え?伸ばしきらない?筋肉使わない?
は?身体が行きたがってる方向?
いやまぁ、よくわからんのですわ。
わかるような気もするけど、が、ではどうすれば?
修行僧のようにも見える飄々とした東洋さんから発せられる言葉は
わかるようなわからないような禅問答のような
でも、なぜか、ほんわかするんですね、その言葉を聞き
言われたように見様見真似で動いてみると
リズム感がなくてダンスは好きだけど下手だから
いつも出来ないとかダメだとかへたくそとか
とにかく到達すべき形に向かって訓練する
ってイメージだったのが
それって、自分の身体に失礼で
アタマで動かそうって傲慢だったんだな
と、まぁ今思い返して言葉を探すとそんなふうに感じたのかな。
東洋さんの不思議なしなやかな自由な動きを見、
宝子さんのほんわかほんわかした時折り発せられる言葉を聞き
もちろんその陰にはきびしい強靭な時間があるんだろうなと思いますが
それを見せない
ひとにだけじゃなくて空間も感じる
自分だけじゃなくてそこにいる相手や見ている人や
地面や空気や空やその先にあるものや
すべてを感じようとする・・・
何?踊り?
すみませんね、読んでくださっている方、よくわからなくて
自分でも何かなぁと思いながらなもので。
で、昨日のワークショップでは
「考えない」
「考えて意識すると身体が固くなる」
というのもありました。
あ、でもね、昨日はね
考えない、動こうとして動かない、身体にまかせる、
っていうのをやってみたら
意外と何分でもそこに居られる気がした
というわけで(さっぱりわかりませんね)
舞踏に興味津々となってしまったのでした。
それにね、渋さの舞踏(に限らないけど)のダンサーさんたちがみんな
動きの美しさはもちろんのこと
セクシーでエロっぽくてかわいらしかったの。
昨夜は初めての稽古場に行ってみたら
KAATのメンバーが集まっていました。ふふ。
すみません、暗くてボケボケです。
そしてその稽古場「桃園会館」はお稲荷さんの隣。
中野丸井の裏に忽然とこんな路地が!
会館の中も渋い、渋すぎる!懐かしすぎる。
子どものころの村の会館のようだ。
あ、東洋さんの公式サイトはこちらです。
舞踏団トンデ空静
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