音楽劇「阿部定の犬」@Space早稲田:中日です
2014年 06月 15日
日本の演劇人を育てるプロジェクト 新進演劇人育成公演 俳優部門
日本劇団協議会のサイト
よりあらすじ
「世界は概ね昭和十一年であった」
「戒厳令―」
「施行中であったにもかかわらず」
「帝都では、女たちが次からつぎへと妊娠していた」
2・26事件が起きた昭和11年、愛人の性器を切り取った阿部定事件をモデルに、権力(おとこ)を去勢する危険な愛(エロス)を描く、舞台は「東京市日本晴れ区安全剃刀町オペラ通り」。華麗で、冷徹に「昭和の陰画(ネガ)」を描くブレヒト的音楽劇を、実力派演出家として高い評価を得ている西沢栄治が、新進演劇人+実力派役者陣たちと共にじっくりと読み込み、40年の時を越えて《現在の視点》で創り上げる音楽喜劇(以上引用)
先月一度稽古見学に伺っていたので、早く行きたかったのですが、中日にしてようやく行けました。
育成対象者のみなさんは勢いがありますね。
これからのご活躍が楽しみです。
共演の中堅・ベテランさんたちがまたいいんだ、これが。
もう、やっちゃいますか、そこまで?
もう、なに?そんなサービスしてくれちゃう?(←すみません、そういうんじゃないですよね?)
健康的なお色気とエロも魅力です。
アングラで昭和なんだけど、それでいて新しいのは若い西沢さんの演出や創さんの音楽の力に役者たちが真正面からぶつかって新たなエネルギーが生まれているからなのでしょう。
目の前で飛び散る汗やつばやつきつけられる言葉の洪水に観客にも体力がいります。
観終わった後は今度は頭の中が忙しくなります。
観客に
「どうなんだ? おい、オマエはどうなんだよ?」
とぐいぐい迫ってきます。
それに快感を感じたらアナタも立派なアングラファン(?!)
流山児さんも嬉々として役者を楽しんでいるご様子。(演出の西沢栄治さんと黒テントの斉藤晴彦さんと)
セクシー安利ちゃん(華があるわぁ)
山ちゃん、すてき!
(あ、通っていったのは三四郎さん?色っぽいぞ!←ん?)
他にもミーハーな感想を言いたい役者さんがたくさんいるのですが。
七緒さんの顔芸好き!
拓平さん、ワル似合う!
谷さん、いかがわし感いい!
とか
さとみちゃん、いい、それ!
とか。
22日までです。
お見逃しなく!
流山児★事務所のサイトはこちら