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演劇生活しちゃってます。Miyuki's Blog

『あの日から・・・そしてこれから - 岩手県大船渡市轆轤石仮設住宅の1800日』


「1万人のゴールド・シアター2016」で出会った米田佐代子さんのことは何度かブログにも書かせていただいていますが、ゴールドシアターが終わってからもメールやブログでのやり取りが続いています。(ちなみに米田さんからのメール返信はだれよりも早いです)
その米田さんがGWの楽塾公演にいらしてくださるとのことでうれしい励みになっています。
公演チラシをお送りした時に米田さんが編集に協力なさった冊子を申し込んだところ、即翌日に発送してくださいました。
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あのさいたまでのゴールドシアターの稽古期間中にこの文集の編集までなさっていたとは想像以上のスーパーレディです。稽古の合間の短いおしゃべりからもお忙しい方なんだなぁとは思っていましたが。


『あの日から・・・そしてこれから - 岩手県大船渡市轆轤石仮設住宅の1800日』
というこの冊子は岩手県大船渡市の「轆轤石仮設住宅」での4年11か月の思い出を住民有志のみなさんがまとめた記録だそうです。
同封されていたご挨拶文が米田さんのブログにアップされていますのでリンクします。
米田さんも書かれていますが、私も一読して意外に思ったのは「仮設の暮らしはよかった」という部分です。
2011年3月11日に起こったことは実際に被害にあった方々にはかける言葉も見つからないのですが、あの日を境になんだかよくわからない不安を抱えるようになった人は多いのではないでしょうか。繰り返し流された津波の映像、次々に入って来る悲劇的な情報、情報そのものが操作されることによって起こる疑心暗鬼。自分には何もできないという罪悪感と無力感。
「いつどこでだれに何が起こるかわからない」という思いは私もずっと持っています。
あの頃は個人的にもいろいろあった年で将来に不安を感じてもいました。
何かたいへんな災難があった時に当事者のインタビューなどが流れることがありますが、私がいつも思うのは被害に合われた方々の「笑顔」です。あまりにもたいへんなことに遭遇すると人は笑顔になるのかもしれない。それは笑顔にならないと耐え切れないのかもしれないし、それが人間の「強さ」なのかもしれません。

この文集からは「悲痛」よりも「優しさ」と「強さ」を感じます。起こったことを嘆くばかりでなく「これから」に向かっていく強さ。そして生の人と人とのつながりのあたたかさを感じました。
仮設住宅での生活について生の声を聞く機会はなかったので、この文集を読むことが出来てよかった。
米田さん、ありがとうございます。
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この冊子を出版した「戸倉書院」のサイトはこちらです。







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by sk_miyuki | 2017-03-08 15:34 | 日記 | Trackback | Comments(0)