ブログトップ

演劇生活しちゃってます。Miyuki's Blog

わが魂は輝く水なり−源平北越流誌−

今日はレッスンのあとコクーンへ。

作 清水邦夫
演出 蜷川幸雄

源平合戦(平安末期)の時代、源氏と平家の間で勇猛果敢に生きた武将斎藤実盛(1111年〜1183年)の姿を描いています。
80年に劇団民藝書き下ろした戯曲で初演では宇野重吉さんが主演だったというのはちょっとびっくりしました。
この戯曲、木曽義仲軍を連合赤軍とのダブルイメージとも、新劇と小劇場との関係とも捉える解釈があるそうですが、当時の時代性としてはありそうです。
連合赤軍の事件は衝撃的でした。

それはともかく、
よかったですよ。
野村萬斎さんが老人役?と思ったのですが、違和感なく演じてらっしゃるのはさすがです。
息子の亡霊役の尾上菊之助さんはオープニングの長台詞で一瞬のうちにその世界へ誘ってくれます。美しい方ですね。
この父子のかけ合いが時にユーモラスに、時に単刀直入に互いに切り込み、細かな情愛がにじみます。
秋山菜津子さんは新感線の舞台でいい女優さんだなぁと思ったのですが、今回も狂気と正気、現実と幻想の間を往き来する難しい役どころを魅力的に演じています。声の切り替えがすごい。
ちょっとユニークな役どころの長谷川博己さんがよかったなぁ。お気に入りの役者さんになりそう。

舞台装置の切り替えも多くて一瞬のうちに森に、水辺に、戦場に、崖にと替わるのは例によってすごいのですが、崖の後ろに人影がかなりはっきり見えてしまったのは、あれれ?と思いました。珍しいよね。

パンフレットの蜷川さんと岩松了さんとの対談もおもしろかったな。


去年ご一緒した役者さんと久しぶりに楽屋でお会いできたのもよかった。


にほんブログ村 演劇ブログ 劇団・役者・裏方へ
にほんブログ村 演劇ブログへ
人気ブログランキングへ
[PR]
トラックバックURL : http://misakichi4.exblog.jp/tb/8601656
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by gamzatti at 2008-05-16 06:58 x
こんにちは! 長谷川さん、いい味出してましたよね。
あと、「人影」のことですが、
私は2階BR席だったので、巴とふぶきが崖の上で対決しているとき、
崖のうしろをうろうろするスタッフが丸見えでした。
BRの、それも舞台に近いところだったので仕方ないのかと思っていましたが、
他からも見えてしまっていたんでしょうか?
Commented by sk_miyuki at 2008-05-16 10:43
gamzattiさん
私もその席で、その場面です。
でも、どの席からも見え方はわかっているはずだと思いますので、あれはどうしたことかと思いました。今までも同じような席だったことは何度もありましたがこんなことはありませんでしたし。
そういうことがあると集中が切れるので残念に思いました。
芝居はすばらしかったですよね。
by sk_miyuki | 2008-05-16 01:31 | 観劇 | Trackback | Comments(2)