夏の夜の夢

東京芸術劇場
中ホール
A MIDSUMMER NIGHT'S DREAMーTHEじゃなくてAなのが素敵
翻訳・演出 G2
出演
山内圭哉 / 竹下宏太郎 / 神田沙也加 / 樹里咲穂
菜月チョビ / 藤田記子 / 小松利昌
出口結美子 / 権藤昌弘 / 新谷真弓
植本潤 / コング桑田 / 陰山泰

そういえば最近シェイクスピアを観ていないなぁ、と思っていたのですが、これはG2さんのシェイクスピア初翻訳・演出ということで。役者さんも植本潤さんと鹿殺しの菜月チョビさんしか知らないし、神田沙也加さんが出ているのも今朝気づいたくらい。

「真夏の夜の夢」は芝居だけで10本以上は観ています。
今回はチラシのキャッチに「G2が遂にシェイクスピア喜劇に手を出した!」
とあるのですが、シェイクスピアってどんなに「奇抜」にやっても奇抜にならないんですよね。この真夏ももう、なんでもありなんですよね。この「そんなのあり?!」って話を「あるかもねぇ」にするのは大変なエネルギーです。今回の公演ではシェイクスピアの多弁ぶりに突っこみを入れたり、関西弁を多く入れたり、歌や踊りを入れたりしていますが、どうも空気(舞台上も客席も)が熱くはなりきっていなかったように思います。多分役者さんたちはもっと濃いキャラの方たちなのかもしれません。
榎本さんはシェイクスピアにはたくさん出ていらして、特に「子どものためのシェイクスピア」でのオリビア姫などは印象が強いのですが、今日はパックで楽しませていただきました。
意外と言っては失礼なのですが、神田沙也加さんがパンツ丸見えで髪振り乱して熱演していたのはうれしいびっくりでした。

ちょっと劇場が大きすぎるような気もしました。もっと客席と近くて一緒に楽しめるほうがよかったのかなぁ。

恋人たちの魔法が醒める場面の「なんかわけわからんけど、まぁいいか。」的なところにリアルを感じました。実際わけわからんけど、人を好きになったり、突然嫌いになったりしますものね。
このあたりは、「んな、あほな。」とつっこみを入れたくなるところですが、妙にこの公演では「そんなもんだよね。」と納得できました。全体的にはもっとおもしろくなりそうなのに、もっと笑いたいのに、あれれ?という感じでした。

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by sk_miyuki | 2008-06-27 00:17 | 観劇 | Trackback | Comments(0)

早期退職して50歳から演劇生活中の阪口美由紀のブログ。稽古・公演・映像・観劇メモ。2017年からシェイクスピアの原語上演やシェイクスピアを原語で読む会にも関わっています。ぼちぼち始めたモノ減らしや健康のメモなども。年々物忘れ力が上がるので備忘録ブログです。


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