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演劇生活しちゃってます。Miyuki's Blog

カテゴリ:観劇( 148 )

レッスンが終わってから
彩の国さいたま芸術劇場へ。

さいたまゴールド・シアター第2回公演
「95kgと97kgのあいだ」
詳しくは 公式サイト

作: 清水邦夫
演出:蜷川幸雄
出演:横田栄司、さいたまゴールド・シアター、NINAGAWA STUDIO、新川將人、野辺富三、宮田幸輝、西村篤、市川貴之、太田馨子

総勢70名の競演って・・・
こういうことでしたか。
例のAUNの降板で話題になった横田さん、大活躍でした。

さいたまゴールドシアターの「自らの人生史と重ね合わせた圧倒的なリアリティ。」というのは今回もありますが、3月の稽古場公演と台詞もほとんど同じだったような。出演者が増えた分ゴールドシアターのみなさんの存在感とエネルギーが弱まったような。もちろんパワーあふれる舞台ではありましたよ。 これだけの人数でそれぞれのキャラクターがきちんと存在しているのはすごいと思うし、大変な体力とエネルギーのいる芝居だと思うし。若手とゴールドのみなさんとの競演もいいと思うし。

でも、正直私は???です。
好みが分かれる芝居かもしれません。

去年共演したHさんに会えたのはラッキー!
コクーンの公演が終わったばかりだったのに。

それにしても
さいたまは遠いわ。
帰ったら日付が替わりそうだもん。


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by sk_miyuki | 2008-05-30 00:22 | 観劇 | Trackback | Comments(0)

リチャード三世

劇団AUN
2008年5月22日(木)24日(土) 上演時間2時間10分
追加公演25日(日)・26日(月)
恵比寿 エコー劇場
全席指定 5000円

演出:吉田鋼太郎
作:W.シェイクスピア
翻訳:小田島雄志

出演 
吉田鋼太郎、松木良方、関川慎二、高橋努ほか

蜷川さんの舞台への出演などでお忙しい吉田鋼太郎さん、久しぶりの自ら主宰する劇団で、しかもタイトルロールです。演出も。
小さな劇場でいつもながら汗が飛ぶのが見えそうな熱い芝居でした。現代を反映した、という意図がよくわかる演出でしたが、最後までどうぞ事故やケガのないようにと真剣に思う激しい戦闘シーンでした。実際知り合いの役者さんは稽古中に血を見たとか。
殺人のシーンが正直多くて残酷過ぎます。現実に親子、兄弟、祖父母と孫などの間で殺人事件が起きる殺伐たる昨今、目を背けてはいけないのでしょうけれど。

客演の高橋努さんが暗殺者の役で独特の味を出していました。
谷田歩さんの活躍が少なくて残念でした。谷田さんは8月のりゅーとぴあ能楽堂シリーズ 「冬物語」に出演なさるそうです。
ちなみにマーガレット役の沢海陽子さんと9月の公演でご一緒できそうです。


出演予定だった客演の横田栄司さんがチケット発売開始後に蜷川さんに引き抜かれるというハプニングがあり、残念に思っていましたが、結局そちらの舞台も行けそうです。


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by sk_miyuki | 2008-05-25 22:05 | 観劇 | Trackback | Comments(0)

b0131968_1393063.jpg

この間たまたま長塚京三さんが出演している テレビ番組を見て、
その中で長塚さんが演じたワンシーンに引き込まれ、
発作的にチケットを取りました。

大人の芝居でした。


俳優座劇場
[原案・原作]シャーンドール・マーライ
[劇作・脚本]クリストファー・ハンプトン
[翻訳]長塚京三
[演出]板垣恭一
[美術]朝倉摂
[出演]長塚京三 /益岡徹 / 樫山文枝
 公演期間: 2008/5/15(木)ー2008/6/1(日)
公式サイト
このサイトにある3人の出演者のインタビューがいいです。

[物語のあらすじ]
 オーストリア・ハンガリー帝国が、滅亡して間もない1940年。
 ここは、ハンガリーの片田舎に佇む古城。その一室に、ヘンリック(長塚京三)が、旧友コンラッド(益岡 徹)との、41年ぶりの再会を待ちわびている。
 共に75歳。傍らには、妻クリスティナは、もういない。
 かつてヘンリックの乳母であった、ニーニ(樫山文枝)がいるだけだ。
 ヘンリックにとって、この再会は友好的な邂逅ではなく、復讐に近い波乱の対決である。


舞台上にはクラシカルな部屋
暗転から明かりが入ると長塚さんの背筋が伸びた後ろ姿。
しばらくは長塚さんひとり。台詞はない。
初めの数分で長塚さん演じるヘンリックのキャラクターや今の状況がわかる。ニーニの登場と2人の短い会話でこれから起こることがわかる。
コンラッドが登場してからは老貴族二人の会話。
と言っても実際に話すのはほとんどヘンリック。
長台詞なんていうレベルではない。
話しているのはほとんど1人なのに50分ほどで1幕終了、休憩になってちょっとびっくりした。それほど短く感じた。
2幕もしかり。
長塚さんの話しぶりは静かで端正で動きも少ない。でも飽きさせない。その静かな台詞の中にある「パッション」が時に激しく、時に狂気じみて、こちらに伝わってくる。初めはお手本のような長塚さんの台詞に聞き惚れるが、すぐに物語にひきこまれる。
この台詞、長塚さんご自身の翻訳というのもすごい。
台詞を話しているのはほとんど長塚さんだけど、けして1人芝居ではなく、こちらに響いてくる。
その間じっと耳を傾ける益岡さん演じるコンラッド、彼にとってもつらいであろう41年前の出来事。これがまたすごくて、台詞がなくても確かに彼が耳を澄ませ、その時々に心が動くのが見える。
「聞く」ってこういうことなんだと思った。
プログラムの中のインタビューで益岡さんがこうおっしゃっています。

「・・・ちゃんと聞いていなければ、当たり前ですけどリアクションできないですから。とはいえ、芝居というのは相手が何を言うのか知っている上でやるものですからね。次に自分が言う台詞もわかっている。つまり、初めて聞いたように反応するっていうのは、難しいことなんですね。だから、拙い言い方ですけど、どれだけ初めて言うように言えるか、初めて聞く事が出来るか。それが芝居の要なんだろうなって思いますね。・・・」

頭ぶん殴られたような気がしました。
いつもいつも言われていて私は全然出来ないんですけど、こんなベテランの役者さんたちもこんなふうに苦労しながら克服してらっしゃるんですね。
なんか、むちゃくちゃ説得力がありました。


淡々と話が続くのでこういうのが苦手な人は集中が切れることもあるかもしれません。隣の人はちょっとコックリしてました。
私はただただ感心していました。
洗練された大人の芝居でした。





こんな質の高い芝居を観たあとのレッスンでは、
自分のあまりのダメさ加減に吐きそうになりますが、
適度に落ち込んでまたよろよろ立ち上がることにします。



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by sk_miyuki | 2008-05-22 01:29 | 観劇 | Trackback | Comments(0)

今日はレッスンのあとコクーンへ。

作 清水邦夫
演出 蜷川幸雄

源平合戦(平安末期)の時代、源氏と平家の間で勇猛果敢に生きた武将斎藤実盛(1111年〜1183年)の姿を描いています。
80年に劇団民藝書き下ろした戯曲で初演では宇野重吉さんが主演だったというのはちょっとびっくりしました。
この戯曲、木曽義仲軍を連合赤軍とのダブルイメージとも、新劇と小劇場との関係とも捉える解釈があるそうですが、当時の時代性としてはありそうです。
連合赤軍の事件は衝撃的でした。

それはともかく、
よかったですよ。
野村萬斎さんが老人役?と思ったのですが、違和感なく演じてらっしゃるのはさすがです。
息子の亡霊役の尾上菊之助さんはオープニングの長台詞で一瞬のうちにその世界へ誘ってくれます。美しい方ですね。
この父子のかけ合いが時にユーモラスに、時に単刀直入に互いに切り込み、細かな情愛がにじみます。
秋山菜津子さんは新感線の舞台でいい女優さんだなぁと思ったのですが、今回も狂気と正気、現実と幻想の間を往き来する難しい役どころを魅力的に演じています。声の切り替えがすごい。
ちょっとユニークな役どころの長谷川博己さんがよかったなぁ。お気に入りの役者さんになりそう。

舞台装置の切り替えも多くて一瞬のうちに森に、水辺に、戦場に、崖にと替わるのは例によってすごいのですが、崖の後ろに人影がかなりはっきり見えてしまったのは、あれれ?と思いました。珍しいよね。

パンフレットの蜷川さんと岩松了さんとの対談もおもしろかったな。


去年ご一緒した役者さんと久しぶりに楽屋でお会いできたのもよかった。


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by sk_miyuki | 2008-05-16 01:31 | 観劇 | Trackback | Comments(2)

楽塾公演

レッスンのあと
夜は早稲田で「楽塾」の公演を観劇。
「ぜ〜んぶ書きかえたロール・プレイン・ザ・バグ」
45歳以上の女性ばかりの中高年劇団で今年が11年目とか。
北村想さんが去年の公演を観て書き下ろしてくださったとのこと。
主宰の流山児祥さん自らご出演。
歌あり踊りあり、パワーあふれる楽しい舞台でした。
意外とシュールでうけた。
くわしくはこちら
6日までやってるようです。

この劇団、ここ数年ずっと気になっていました。
今日は初めて観たのですが、みなさんいい顔していました。
「演劇を楽しもう!」という姿勢がいいなぁ。
もちろん楽しさの裏側には厳しさ苦しさもたくさんあるんだろうけどね。


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by sk_miyuki | 2008-05-02 00:57 | 観劇 | Trackback | Comments(0)

「ラ・マンチャの男」

2008.4/5(土)〜30(水) 帝国劇場
【スタッフ】 脚本=デール・ワッサン 作詞=ジョオ・ダリオン 音楽=ミッチ・リー 訳=森岩雄/高田蓉子 訳詞=福井峻 日本初演の振付・演出=エディ・ロール 演出=松本幸四郎  演出補=松本紀保 ほか
【キャスト】 松本幸四郎/松たか子/福井貴一/月影瞳/瑳川哲朗/佐藤輝 ほか

この間、
あまりミュージカルは観ない、なんて言ってたけど、
やっぱりロングランのものって1度はチェックしとかないと。
(←って、観光名所めぐりじゃないって。)

これも劇中劇か。
前半またしてもあまり入っていけず
またしても歌の途中で意識が一瞬飛ぶ・・・(汗)
もちろん松本幸四郎さんの台詞術にはただ感心。
すごいなぁ、なんで一息であんなにしゃべれるの。(←そこかい。)

The Impossible Dream(見果てぬ夢)
は中学の頃ラジオの英語番組で聞いて感動した。
その後某英語学校の英語劇で観てなかなかよかった。
2月にパリの中くらいの劇場で見たおもいっきりパロってるミュージカルだか音楽劇だかは笑えた。観客と舞台が一緒になってのエンターティメントぶりが楽しめた。
原作は昔読んだ。

で、やっとミュージカルで観たことになる。
掛け合いのシーンは、なるほどああいうテンポだよねと思い、
松たかこさんのきれいさ(声も姿も)とプロ根性に感心し、
松本幸四郎さんのお手本みたいな台詞に、はは!と、頭を下げ(←意味不明)。とにかくとってもきれい、台詞が。耳に心地よく響きます。

でも、前半は特に胸に響くものはなくて、ワクワクもドキドキもニヤリもワハハもなく、真面目に見て、1曲毎にお行儀よく拍手する、という・・・
なんか物足りないよう!

さすがにラストは幸四郎さんの演技にうるっと来た。
駆けつけた松さんとのやりとりもぐっと来た。

カーテンコールには3回も出てきてくださってその度にとてもていねいなごあいさつ、さすが。


隣の席のおばさまたち、かんべんして下さいよ。
「ほら、出てきたわよ。」(松たかこさん登場で)
「あら、ほらほらあれがね、」
「あら、うふふ。」
「あれはだれかしら?」
って、テレビじゃないんだからさぁ。 

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by sk_miyuki | 2008-04-11 01:25 | 観劇 | Trackback | Comments(0)

MISHIMA

今日のレッスンではコントっぽい台本を使った。
こういうの好き。


レッスン後早稲田へ。
流山児☆事務所の
MISHIMAワークショッププロジェクトVOL.1
を観る。
三島由紀夫の「近代能楽集」から
「綾の鼓」と「道成寺」

若い人たちが汗だくで熱演してた。
プロローグに寺山修司との対談をもってきたりしておもしろいオープニングだった。ワークショップっぽい実験がいっぱいあった。

いろいろなフォーメーションが出てきたので、ちょうど今週のレッスンでやった「創作」を思い出した。タイムリー。

ハードな稽古だったろうなぁ。でもおもしろそう。
カラダと声とコトバをフル活用してた。
声がかなりかすれている人もいた。

「転倒した性」もいいんだけど、アイデアもおもしろいんだけど、
中盤で男女が服を取り替えるのは・・・。
だって汗だくなの見てるんだもん。


これを機会に「近代能楽集」を読み直した。

MISHIMAって繊細なイメージなんだけど、こんなふうにダイナミックに遊んじゃうのもあり、なのかな。好き嫌いは別にして。


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by sk_miyuki | 2008-04-03 23:40 | 観劇 | Trackback | Comments(0)

バーで芝居

パンフによると

「芸能事務所各社イチオシの俳優・女優が共演する、お買い得ショーケース公演!第一線で活躍するクリエイター陣を演出に迎え、3本のショートストーリーを、ダブルキャストでお送りするオムニバス公演。あなた好みの”掘り出し物役者”をぜひこのカタログから選んで下さい。」

という企画で「東京俳優市場」ってネーミングが受ける。
これから”売り出す”俳優たちを文字通りショーケースに並べるんだぁ。

会場は地下のこじゃれたバーでワンドリンク付き。観客との距離は極近。なかなかにオソロシイ。(イロイロな意味で)

非常に不謹慎ながら、ショーケースに並んでいる商品(ごめんなさい!)を「あぁ、あの子いいねぇ。」「おっ、あの子かわいいねぇ。」「あら、あの人やるじゃない。」と品定めしている人買いのような妙な気分になってしまいました。多分昼間からアルコールを選んでしまったせいでしょう。

出演者のみなさんは熱演で好感が持てました。
これからこんな厳しい世界で生きていくのかぁ、と応援モードです。



生の舞台には上手い下手や技術だけじゃない、なにか、っていうのがありますね。生身の人間がそれぞれに毎日を生きている人間たちの前で何事かを演じて見せる、ってすごいことです。

ちゃんとしなきゃなぁ。


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by sk_miyuki | 2008-04-03 01:39 | 観劇 | Trackback | Comments(0)