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"MUCH ADO ABOUT NOTHING"「から騒ぎ」:OUDS オックスフォード大学演劇協会

「大学生たちによる学生劇団」とは言っても、そこは英国、しかもオックスフォード。
1885年に創設されてなんと創立120年以上の英国で最も歴史と伝統のある学生劇団です。
今回の演目は「から騒ぎ」ということで、昨年の楽塾の発表会で使ったテキストでもあり、なぜかまだ行く機会のなかった神奈川芸術劇場KAATでもあって、楽しみにしていました。

演出家や出演者はもちろんスタッフもすべてオーディションで選ばれた学生の手によるものだそうです。
開演前にプログラムをちらっと見ると舞台は1950年代のシチリア、マフィアの世界という設定とのこと。
よかった、これに気がついていて。もっともオープニングからかなりわかりやすいつくりでしたが。
でも、見る前に原書を真面目に読んでおけばよかったなぁ。美しいQueen's English が聞けるいい機会でしたのに。もっとも字幕は見やすかったし、読んでいても聞きとりは難しかったでしょうけどね。
設定がマフィアということで「男の世界」を前に出したもののように感じました。
それにしても、みなさん達者。しかも、特に女優さんたちが眼を奪われる美しさ。しかも知的に魅力的。
男優陣も演技派ぞろい。
特にベネディックの長台詞のところで、客席にかけまくっているところと(さすがだ)
ベネディックとベアトリスが盗み聞きしているところはよかった。
ベネディックが侍女の服を着て変装して出て行くなんて演出見たことない。もうね、だますほうもだまされるほうもうまいから爆笑ものでしたよ。おとなしいんだけどね、日本人の観客は多分。
シンプルな舞台をうまく使った演出でした。

終演後は役者さんたちとの交流会もありまして、みなさん気さくに応じていました。
私もちゃっかりお話して写真も撮らせてもらいました。
美男美女と並んでなんてかなり図々しいですが、すみません。
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with Matt Gavan, Alex Jeffery, Lauren Hyett
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with Jessica Norman & Ruby Thomas

ああ~!もっと英語勉強しなきゃな~。
Oh, if only I could have spoken English better.



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by sk_miyuki | 2012-08-30 23:26 | 観劇 | Trackback | Comments(0)

「男の老いしたく めし支度」-小林カツ代

男の老い支度めし支度―「料理力」ってなんだ?

小林 カツ代 / 海竜社



以前にも書きましたが、小林カツ代さんの料理本には共働き2人の子育て時代にたいへんお世話になりました。
助けられたのはお料理レシピももちろんですが、そのレシピの合間にさりげなく書かれている働く母親への応援歌のような、それも優しく思いやりのこもったカツ代さんの一言一言でした。

成人した娘たちと話してみると、彼女たちも子どもの頃から読物としてカツ代さんの本たちを読んでいたと言うのです。
そして、今、娘が作った料理に
「おいしいね、レシピ何?」
と聞くと「ケンタロウの料理」(?)だよ、なんて答がかえってきます。

そしてこの本も娘が図書館から借りてきていたのをちゃっかり読んだものです。

「年寄り向けの料理なんてない。
トシは取ってもココロはかわらないんじゃないか?」

の言葉に、「老い」についてもカツ代さんの感覚はやっぱりすてきだなと思います。

「あとがき」もすてきなので図書館に返す前に引用させてください。

↓     ↓       ↓
この本で私が言いたかったことは、実は料理をすることがすごいとか、料理こそが人生を楽しくするとか、若さ、元気の素だとかを主軸において言いたかったのではありません。そんなことを言うと、えっ、じゃあなぜこのタイトル?と言うことになりますよね。むろん料理の力(食べるつくる)のことを話したかったのですが、書いているうち、世間ではいわゆる老人とよばれる人がどれだけ個人として生き、魅力を放ち、パワフルで、この世になくてはならない人々であるかを知ったのです。私にもしんしんと迫りくる老い。まるでひとごとのように書きました。
 まさしくその通り、老いというのはその本人にとってはひとごとで、自分のことだとほとんど思っていないのです。町で何か買い物するとき、私にもいつか誰かが「はいおばあちゃんおつり」と言う日がくるかも知れない。その時は私は間違いなくショックを受けると思う。しかし、黙っておつりをもらうに違いない。その日から老いはひとごとでなく、自分のことなのだと否応なく向き合うに違いない。
 それでもなお心の中は老いていないと思う。本書でも何度か言ったように実は、心は老いないのではないかというのを改めて私は発見したのです。今も着々と確実に、老いに近づいているはずなのに、老いの心あたりがないのです。眼も悪くなり、しわも増えていく・・・・・にもかかわらず。肉体の老いは否応なく来るだろうし、自覚する必要もあいますが、80代になっても90代になっても、心はほとんど変わらないというのは、なんと素敵なことかと思うのです。
 そのことを若い人にも分かってもらえたらもっと対話が生れることでしょう。

2001年早春
                                  小林カツ代



ね? 年をとるのが楽しみになるような言葉でしょ?
私もホントにそう思います。

このあとがきに2001年とあるのですが、カツ代さんは2005年にくも膜下出血でお倒れになったんですよね。その後のことはあまり報じられてはいないようですが。
ケンタロウさんも事故にあって・・・。

とてもひとごととは思えません。
どうぞおだいじになさって、と願っています。


 



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by sk_miyuki | 2012-08-30 11:07 | | Trackback | Comments(0)

「美麗島まで」-読書メモ

美麗島まで (ちくま文庫)

与那原 恵 / 筑摩書房



著者が自分のルーツを求めて旅をする物語。
「沖縄、台湾 家族をめぐる物語」とサブタイトルにあるように
沖縄と台湾の現代史をからめ私的なルーツ探し以上のおもしろさがある。
祖母が沖縄の舞台女優第1号だったことがわかった過程や、台湾でかつて暮らした家を訪ねた場面などもスリリング。


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by sk_miyuki | 2012-08-30 10:24 | | Trackback | Comments(0)

通院メモー降圧剤

この夏は降圧剤を1種類に減らしてみたのですが
やっぱりあまり下がらないので
もとに戻して2種類にしました。
なぜか耳鼻科で処方してもらっているのですが。
「自分で測ってる?」
「はい。」
「まぁ、めんどくさいだろうけどさ。」
「はぁ。(いや、だから測ってるって)」
「こどもなんか自分の○○ふくのもめんどくさがってるけどさ。」
「・・・・・(いや、それ、できないだけだから。)」
「薬も飲みたくないだろうけどさ。」
「はぁ。」
「ずっとこんなだったの?高いじゃん。」
「そうなんですよねぇ。」
「そんな他人事みたいに言ってないでさ。」
「はい、もっと早く来ればよかったですねぇ。」
「自分のことは自分で考えてさ。」
はい、ごもっともでございます。

血圧ってさ、自覚症状ないもんねぇ。
一応それほど真面目でもなく測りつつ
そこそこ医者にも行きつつ
早寝早起きを目指そうと・・・。
もちっと運動もしないとなぁ。
 

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by sk_miyuki | 2012-08-29 22:53 | Trackback | Comments(0)

石丸だいこさん「ココロとカラダの踊りかた」

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昨日一昨日と相鉄本多劇場での石丸だいこさんのダンスワークショップを受けてきました。
このチラシ、おもしろそうでしょ?


石丸だいこさんといえば
流山児★事務所の「愛と嘘っぱち」「イロシマ」、そして
今海外ツアー中の「花札伝綺」の振り付けをなさった方で
ぜひ一度お会いしたいと思っていたところへこのチラシを見つけて
一番に申し込みました。

「ダンスワークショップ」なんて普段なら気後れしてしまってとても受ける勇気がないのですが
このチラシのキャッチなら、私も参加できるかなぁ、って。
実際、参加者の中にもそう感じた人が多かったようです。

1日目は「即興」ということで、思い思いに動いてみました。
ココロの感じるまま、キモチのままにカラダを動かす楽しさを味わいました。
2日目は「振り付け」は自分たちでも振りを考えてすぐに覚えて
だいこせんせいの振り付けと組み合わせて1曲をともかく覚えてしまおうというもので
なかなかハードでした。
私は振り付けを覚えるのに苦手意識があるので緊張しましたが
みんなでなにかを創っていく過程はやはり楽しいですね。
カラダを動かすことに正しいことも間違っていることも
上手いも下手もない・・・
というのは気持ちがいいですね。

おかげで今日はかなりの筋肉痛でしばらく身体を動かしていなかったと反省しました。
あ~、楽しかった~。

あ、他にもダンスワークショップがあるようですよ。
詳しくは相鉄本多劇場のサイトへ。

石丸だいこせんせいです。
そだ、せんせいのダンスも見られてラッキー!でした。
内側からにじみ出てくるような不思議なダンスが魅力的でした。
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by sk_miyuki | 2012-08-29 20:31 | 演劇あれこれ | Trackback | Comments(0)

「花札伝綺」 in New York:この1枚

先日「花札伝綺」in New York
をアップしましたが
あちらの画像がfacebookの流山児★事務所のページにアップされています。
Facebookをなさっている方はぜひご覧ください。
Ryuzanji Company

その中から1枚ご紹介します
前回の記事でご紹介した"a chic, pin-thin matron clad in black"のさぼさん(中央)と
マイクで一席ぶっている(?!)流山児さんと
セクシーな(?!)イワヲさんです。
他にもすてきな画像が満載ですよ。

photograph copyright 2012 Dixie Sheridan
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その後も続々と大好評レビューが出ているようです。
流山児さんのブログ

流山児★事務所のサイトは

こちら



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by sk_miyuki | 2012-08-26 12:09 | 流山児事務所 | Trackback | Comments(2)

Act in 英語:Meeting new people

Today there were the most people I'd ever met ever since I started joining this workshop.
It is always nice to meet new people,though I tend to be a little shy in front of people I don't know. Well, in this workshop once you stepped into the room and say hello, we are all friends. I'm not so sure if I succeeded to act friendly enough, I'm afraid.
Anyway, we had lots of fun, for sure.

Here is one we challenged today.
From "Lars the the Real Girl"


Act in 英語


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by sk_miyuki | 2012-08-25 23:22 | ACT in 英語 | Trackback | Comments(0)

「花札伝綺」in New York

ニュースを見ると
もう、あああ、ってくらいつらいものが多くて
腹立たしいことも多いのですが
それでも空は青いし
いつまでも暑いねぇ
なんて言い言いして
毎日が過ぎて行くんですよね。

そんな今日この頃
流山児★事務所「花札伝綺」はニューヨークでも
大暴れしているようで小気味いいことです。
流山児さんもご機嫌な様子。

New York Times

Time Outにも
レビューが載ったようです。
すごいなぁ。

"a chic, pin-thin matron clad in black"
って、演出のさぼさんだよね。
6日の早稲田でのフリンジバージョンの時の前説で見たけど
喪服のさぼさん、かっこいいんだよねぇ。

って、いい舞台を見たらどこの国の人だって
おもしろがってくれるじゃない?
みんな同じ人間なのにねぇ。
なんで仲良くいい方向に行けないのかねぇ、
あっちもこっちも、さ。

「花札伝綺」まだまだとばしてください!!
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あ、これはブルーのさぼさん。
私が初めて楽塾でお会いした頃かも。


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by sk_miyuki | 2012-08-24 16:32 | 流山児事務所 | Trackback | Comments(2)

ルーマニアでの女子大生殺害

山本さんのニュースと前後して入ってきた
ルーマニアで女子大生が殺害されたニュースも
心が痛みます。

こちらには心ないコメントも見受けられましたが
なんと言ったって被害者に非があるわけはないと思います。
特に女性が犠牲になると
隙があったのでは
とか
海外にリスクはつきもの
とか言われますが
そのリスクは国内にいようが同じですよね。

理不尽なことで命を奪われるなんてお気の毒です。

ご冥福をお祈りいたします。





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by sk_miyuki | 2012-08-24 15:50 | 日記 | Trackback | Comments(0)

山本美香さん

8月20日、取材中のシリアで銃撃を受けて山本美香さんが亡くなったというニュースは衝撃でした。
同行していた佐藤さんからのその知らせの電話を受けるお父様の映像を流し続ける感覚は
カメラが回っているところでなんてお気の毒に感じました。
後からお父様もジャーナリストだからかと思いましたけれど。
山本美香さんの名前にあれ?と思ったのは
「ぼくの村は戦場だった。」で知っていたのと

ぼくの村は戦場だった。

山本 美香 / マガジンハウス


出身大学が同じだったから。
その後いろいろな報道がされていますが
こんなすばらしい仕事をしていた女性がいたのかと驚き
彼女が伝えようとしていたことを知ろうとしなかった自分の怠慢を反省しました。

早川さや香さんの「プロフェッショナルの唯言」というサイトに
山本美香さんの "唯言"
がありましたので紹介させてください。

早川さんはブログでも山本さんのインタビューの動画を掲載しています。

それから『日経WOMAN』などで山本さんのインタビュー記事を担当した白河桃子さんの追悼文も。
白川さんもブログで山本さんのインタビュー記事全文を掲載しています。

「無関心は大きな罪。」
という山本さんの言葉を重く受けとめたいと思います。
「無事に帰って伝える」
ことを常に考えていた山本さんが帰らぬ人になってしまったことを残念に思います。
こんなことのない世の中になってくれれば、ってみんな思っているのに。

ご冥福をお祈りいたします。



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by sk_miyuki | 2012-08-24 11:17 | 日記 | Trackback | Comments(0)

早期退職して50歳から演劇生活中の阪口美由紀のブログ。稽古・公演・映像・観劇メモ。次回出演2017年6月24日~25日YSG大14回公演『間違いの喜劇』@山手ゲーテ座


by sk_miyuki
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