桜散る 散るもつもるも 三春乃一座

劇団だるま座
5/24(土)~5/25(日) 横浜相鉄本多劇場
作=篠原久美子
演出=剣持直明
音楽=河上修

【出演】
剣持直明・塚本一郎・菊地一浩・金井節・すだあきら・小島とら・中嶋ベン・城戸光晴・弓家保則・丸山まこと・板東留実・かな・黒木麗太・田山楽・上田さだ吉・唐沢大介・戸沢真治・一木彩・櫻井大己・山田信治・井上奈保・坂部直樹・鈴木寿々・後藤伸太郎・上原みな・山田陽大・荒井涼子・池上力也・神沼奈津美・宮澤一樹・山本浩子・井上仁美・倉内翼・川井眞理子

2006年にも観ていますが、その時は出演者や劇団員のみなさんに知り合いがこんなに増えるなんて思ってもいませんでした。
今回は空襲のシーンなどが以前よりもすっきりした印象で、よく練られた脚本と手練れの役者さんたちのメリハリのある演技で戦争、芝居、勇気、友情などさまざまなことを投げかけてくれます。

昨年共演したYさんと終演後お互いの近況報告などをしました。




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# by sk_miyuki | 2008-05-25 22:12 | Trackback | Comments(0)

リチャード三世

劇団AUN
2008年5月22日(木)24日(土) 上演時間2時間10分
追加公演25日(日)・26日(月)
恵比寿 エコー劇場
全席指定 5000円

演出:吉田鋼太郎
作:W.シェイクスピア
翻訳:小田島雄志

出演 
吉田鋼太郎、松木良方、関川慎二、高橋努ほか

蜷川さんの舞台への出演などでお忙しい吉田鋼太郎さん、久しぶりの自ら主宰する劇団で、しかもタイトルロールです。演出も。
小さな劇場でいつもながら汗が飛ぶのが見えそうな熱い芝居でした。現代を反映した、という意図がよくわかる演出でしたが、最後までどうぞ事故やケガのないようにと真剣に思う激しい戦闘シーンでした。実際知り合いの役者さんは稽古中に血を見たとか。
殺人のシーンが正直多くて残酷過ぎます。現実に親子、兄弟、祖父母と孫などの間で殺人事件が起きる殺伐たる昨今、目を背けてはいけないのでしょうけれど。

客演の高橋努さんが暗殺者の役で独特の味を出していました。
谷田歩さんの活躍が少なくて残念でした。谷田さんは8月のりゅーとぴあ能楽堂シリーズ 「冬物語」に出演なさるそうです。
ちなみにマーガレット役の沢海陽子さんと9月の公演でご一緒できそうです。


出演予定だった客演の横田栄司さんがチケット発売開始後に蜷川さんに引き抜かれるというハプニングがあり、残念に思っていましたが、結局そちらの舞台も行けそうです。


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# by sk_miyuki | 2008-05-25 22:05 | 観劇 | Trackback | Comments(0)

邯鄲ー雪の蝋燭能

雪の蝋燭能 邯鄲
観世喜正 / / ビクターエンタテインメント

引用
「雪の蝋燭能 邯鄲
2006年1月26日に札幌STVスピカで披露された能「邯鄲」の模様を収録するDVD。仏道の教えを受けるべく旅立った蜀の国の若者が、旅の途中に邯鄲の里で見た一夜の夢と、その夢によって得た悟りについて描く。観世善正と野村萬斎による舞台挨拶のほか、解説など特典も満載。
廬生という若者が仏道の教えを受けようと楚国の羊飛山に住む高僧を訪ねる途中、邯鄲の里で宿を借りた際に、楚王の勅使が迎えに現れ宮殿へいざなわれ、王となって栄耀栄華の限りを尽くす。そして、50年後に旅宿の女主人に粟飯が出来たと起こされ廬生は呆然とする・・・。
<特典映像>
舞台挨拶/難解ワード解説/装束展/インタビュー」

能なんてまともに見たことはなかったのですが、
特典映像の観世喜正さんの舞台挨拶や解説がとても親しみやすくてわかりやすかったです。
三島由紀夫の「邯鄲」を読んでからでしたので、ストーリーもわかりますし、字幕もついていますしね。
観世喜正さんはとても楽しげに能のおもしろさをていねいに説明しています。
装束着付けの映像も貴重で興味深かったです。
野村萬斎さんも現代劇では観ていても能で1曲まるまる観たのはそういえば初めてという不勉強ぶりでした。

インタビューなどでの
「600年続く能を保存するためにやっているわけではないのです。現代にどう生かしていくかをわれわれはやっているのです。」
という言葉が印象に残ります。


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# by sk_miyuki | 2008-05-24 22:52 | DVD | Trackback | Comments(0)

震度0

震度0
/ ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
【2007/08/12放送、WOWOW】
監督:水谷俊之
原作:横山秀夫 『震度0』(朝日新聞社刊)
出演:上川隆也、國村隼、渡辺いっけい、升毅、斉藤暁、矢島健一、石井正則、田中哲司、松重豊、平山あや、戸田菜穂、西村雅彦、余貴美子

こんな映画あったの?!
と思ったらWOWOWのドラマだったんですね。
映画だったら、あんまり売れなかっただろうなぁ、と。

出演はベテランのうまい役者さんばかりで、好きな役者さんも多く、演技はとてもよかったです。
一応シリアス、サスペンス仕立てですが、これ、どうみてもコメディ?!

だって、そのシリアスぶりがお間抜けなんです。
それでみんな演技がうまいから、もう笑うしかない。
途中、これ、どうやって見るの?
と困っちゃったのですが、それでよかったみたいです。

特典のキャストインタビューで上川さんが
「監督からコメディーだと思って演じてくれ、と言われました。」
と話しているのを聞いてニヤリとしてしまいました。
だって、この状況でそれはないでしょう?
って設定ですし。

上川さんはもちろん、みなさん濃いキャラクターで楽しめました。

原作は読んでいませんが。


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# by sk_miyuki | 2008-05-23 23:52 | DVD | Trackback | Comments(0)

「エンバース  ー  燃え尽きぬものら」

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この間たまたま長塚京三さんが出演している テレビ番組を見て、
その中で長塚さんが演じたワンシーンに引き込まれ、
発作的にチケットを取りました。

大人の芝居でした。


俳優座劇場
[原案・原作]シャーンドール・マーライ
[劇作・脚本]クリストファー・ハンプトン
[翻訳]長塚京三
[演出]板垣恭一
[美術]朝倉摂
[出演]長塚京三 /益岡徹 / 樫山文枝
 公演期間: 2008/5/15(木)ー2008/6/1(日)
公式サイト
このサイトにある3人の出演者のインタビューがいいです。

[物語のあらすじ]
 オーストリア・ハンガリー帝国が、滅亡して間もない1940年。
 ここは、ハンガリーの片田舎に佇む古城。その一室に、ヘンリック(長塚京三)が、旧友コンラッド(益岡 徹)との、41年ぶりの再会を待ちわびている。
 共に75歳。傍らには、妻クリスティナは、もういない。
 かつてヘンリックの乳母であった、ニーニ(樫山文枝)がいるだけだ。
 ヘンリックにとって、この再会は友好的な邂逅ではなく、復讐に近い波乱の対決である。


舞台上にはクラシカルな部屋
暗転から明かりが入ると長塚さんの背筋が伸びた後ろ姿。
しばらくは長塚さんひとり。台詞はない。
初めの数分で長塚さん演じるヘンリックのキャラクターや今の状況がわかる。ニーニの登場と2人の短い会話でこれから起こることがわかる。
コンラッドが登場してからは老貴族二人の会話。
と言っても実際に話すのはほとんどヘンリック。
長台詞なんていうレベルではない。
話しているのはほとんど1人なのに50分ほどで1幕終了、休憩になってちょっとびっくりした。それほど短く感じた。
2幕もしかり。
長塚さんの話しぶりは静かで端正で動きも少ない。でも飽きさせない。その静かな台詞の中にある「パッション」が時に激しく、時に狂気じみて、こちらに伝わってくる。初めはお手本のような長塚さんの台詞に聞き惚れるが、すぐに物語にひきこまれる。
この台詞、長塚さんご自身の翻訳というのもすごい。
台詞を話しているのはほとんど長塚さんだけど、けして1人芝居ではなく、こちらに響いてくる。
その間じっと耳を傾ける益岡さん演じるコンラッド、彼にとってもつらいであろう41年前の出来事。これがまたすごくて、台詞がなくても確かに彼が耳を澄ませ、その時々に心が動くのが見える。
「聞く」ってこういうことなんだと思った。
プログラムの中のインタビューで益岡さんがこうおっしゃっています。

「・・・ちゃんと聞いていなければ、当たり前ですけどリアクションできないですから。とはいえ、芝居というのは相手が何を言うのか知っている上でやるものですからね。次に自分が言う台詞もわかっている。つまり、初めて聞いたように反応するっていうのは、難しいことなんですね。だから、拙い言い方ですけど、どれだけ初めて言うように言えるか、初めて聞く事が出来るか。それが芝居の要なんだろうなって思いますね。・・・」

頭ぶん殴られたような気がしました。
いつもいつも言われていて私は全然出来ないんですけど、こんなベテランの役者さんたちもこんなふうに苦労しながら克服してらっしゃるんですね。
なんか、むちゃくちゃ説得力がありました。


淡々と話が続くのでこういうのが苦手な人は集中が切れることもあるかもしれません。隣の人はちょっとコックリしてました。
私はただただ感心していました。
洗練された大人の芝居でした。





こんな質の高い芝居を観たあとのレッスンでは、
自分のあまりのダメさ加減に吐きそうになりますが、
適度に落ち込んでまたよろよろ立ち上がることにします。



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# by sk_miyuki | 2008-05-22 01:29 | 観劇 | Trackback | Comments(0)

早期退職して50歳から演劇生活中の阪口美由紀のブログ。稽古・公演・映像・観劇メモ。次回出演2017年6月24日~25日YSG大14回公演『間違いの喜劇』@山手ゲーテ座


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