二十歳の思い出

楽塾の稽古に出かける途中晴れ着姿の人を見て成人の日だと気がつきました。
「○○の日」とか「○○式」とかがあまり得意ではない(?)のですが、とにもかくにも20年無事に生きてこられたのはおめでたいことでございます。


私はウン十年前に二十歳になった時は式にも出なくて振り袖とかも着なくてその代わりに海外旅行に行かせてもらいました。育ての親の祖父母に。今思うと明治生まれの祖父と大正生まれの祖母は話のわかる人だった。二人とも今はもういないけど。
あの時の旅行は良くも悪くも本当にいい経験になった。初めて外から自分の国を見、日本人以外の人と話し、自分のことや自分の国のことを考えた。あの時の経験やあの時考えたことがそれからの基礎になっている気がする。

初めての海外旅行先に選んだのはオーストラリア・ニュージーランド・香港で、日豪学生交換連盟(だったかな?今もあるのかな?)の企画するツアーで3週間くらい、いや、もっと短かったかな。(←かなり記憶があやしい) たしか何かの英語学習雑誌の情報ページに応募記事があったんじゃないかな。「百万人の英語」だったかな?普通の旅行会社のツアーじゃなくて現地の大学生と交流できてホームステイも出来てなにより旅行代金も安かったんだと思う。
私はあまりよく知らずに申し込んだんだけど関東と関西のいくつかの大学から参加していて企画や現地とのアレンジも担当の大学の学生がしていた。この参加したグループメンバーとの交流も副産物的におもしろかった。他の大学の学生とあまり交流のない環境だったこともあっていろんな人がいるなぁって。
シドニー・ニューキャッスル・ブリスベン・ウェリントン・クライストチャーチと各都市で現地の大学生との交流会があってたくさんの人と話せたのが楽しかったな。ちょうど日本でなんとなく息苦しさを感じていたので(ちょっとはみでていたのね、その頃から)、違う価値観の人たちに出会えたこと。これはツアーのメンバーに対しても同じこと。一番びっくりしてうれしかったのは女の子たちが男の子と対等にしていたこと、働く女性たちがたくさんいたこと。日本では女の子でいることが自由じゃないように感じていたから。女の子らしくしなさい、とか、女は結婚して子どもを産むもんだ、なんて言われるのが大嫌いだったから。それから日本語の上下や性別をいつも意識しなきゃいけないのも窮屈だったから。ほんとのことをズバッと言ってははしたない(←死語?)って風潮だったから。だから英語で話すのは快感だった。英語勉強しといてほんとによかったと思った。いろんな人がいていろんな考えがあって、それを話していいんだ、という開放感と、でも、日本だろうが、外国だろうが、みんなおんなじ人間でみんなそれぞれにそれぞれの場所で一生懸命生きているんだ、という当たり前のことがこの時に実感できてよかった。それからは少し自由になれた気がする。同時にますます鼻っ柱は強くなったかも(苦笑)。

この時のツアーで知り合ったYUKOとは今も時々会って一緒に旅行したりしている。そのこともこの時のツアーのうれしい贈りものです。

あら、成人の日のおかげでいろいろ思い出しちゃった。


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by sk_miyuki | 2010-01-12 01:37 | 日記 | Trackback | Comments(0)

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