Nice meeting you again! - 12年ぶりに
2011年 03月 22日
その演劇コースはエジンバラフェスティバルの観劇やその後のディスカッション、戯曲リーディングなどを含む超充実のコースで、その年のフェスティバルには韓国のNANTA!や勅使川原三郎さんのオペラなどもあって大好評でした。大中小の劇場はもちろん街中のいたるところグランドから倉庫までが劇場になり通りはすべてパフォーマンス会場になるという演劇好きにはくらくらするくらい楽しいところ(時期)です。
コースにはグループごとに寸劇を創って発表する、という授業もあって、他の授業と並行して準備をしました。私のグループは私が話した「泣いた赤鬼」が採用されて行きがかり上私が赤鬼をやることになり、Francaは青鬼役でした。台本を創るところから始めたので講義時間外でもよく一緒に話し合っていました。Pubにも一緒に行ったなぁ。短時間で英語の台詞を覚えなくちゃならなかったのでたいへんでしたが、芝居創りが仲間意識を強くするのは万国共通でした。その後彼女とは何度かメールは交換していたのですが、その後途絶えてしまって気になっていました。寸劇の発表が好評で“You are an actress!”なんて言われて調子こいちゃった、なんてこともありました。授業はレベルが高くて劣等生でしたが、この寸劇の稽古が始まってからがぜんコースメイトたちとコミュニケーションが取れるようになって一気に仲良くなりました。演劇の力は偉大だ。多分あの時また少し演劇に近づいたような気がする。
あの時のことはすごく印象が強くてことあるごとに思い出していた。
Francaにもまたきっと会えるような気がする。
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