小林カツ代さん
2012年 01月 04日
普段の日は家族がかなりバラバラの生活時間なので全員揃ってご飯を食べることが少ないのですが、この年末年始の3日間は全員揃って3食食べるという、ここ数年来では珍しい機会となりました。
娘たちと分担して料理したのですが、ふと見るとケンタロウさんの料理本が。
娘たちが小さい時はもちろん毎日みんな一緒に食べていましたが、私もフルタイムで働いていて娘たちは保育園、夕飯時は全員が疲れと空腹のピークでした。だから夕飯はとにかく速くおいしく作りたかった。
インターネットでレシピを検索なんてもちろん出来ない時代です。
そんな時小林カツ代さんの料理本に出会えたことはラッキーでした。
具体的なレシピはもちろんですが、「時間が足りないことをプラスにする」という発想、「女性が働く」ということ「働きながらこどもを育てる」ことに対するあたたかいまなざし、「無理しなくていい」「ほんとにくたくたな時は買ったっていい」ただし「自分なりのやさしさを加える」などなど、料理はもちろん、そのあくまでも前向きな言葉にどれだけ励まされたことか。
カツ代さんの本たちの中にたびたび登場していた「うちのこどもたち」のひとりであるケンタロウさんがやはり料理研究家になったと知ったときはなんとはなしにうれしくなったものです。
親子2代で小林さん親子にお世話になっているのも楽しいことです。
カツ代さんはご病気で療養中とか。どうぞおだいじになさってください。