花札伝綺 2012フリンジバージョン
2012年 08月 07日
流山児★事務所の「1夜限りの『花札伝綺』プレビュー壮行公演」を見て来ました。
海外フリンジ公演出発前のプレビュー公演です。
このチケットは発売と同時にあっと言う間に売り切れでした。
私も発売日をチェックして予約しました。
当日はわくわく気分のあふれた長い列ができました。
楽塾メンバーや先日の池袋ワークショップのメンバーも。
客入れ中のボスです。
仕込み15分、上演75分、バラシ15分のフリンジ仕様。
入場と同時に仕込みが始まります。
あっと言う間に葬儀屋仕様、死人仕様が出来あがります。
そして喪服に身を包んだ演出の青木砂織さんが客席に向かって何気なく(?)話しかけるうちに寺山の死の国へと誘われます。(ちなみにこの日いじられたのはオットです)
元気な死人たちが歌い踊り、死を謳歌(?!)するこの舞台、
今回もこれでもかと言わんばかりに客席を煽ります。
海外仕様なので英語字幕が上に出ます。
字幕が高いところにあるので、そっちばかり見ていると芝居を見逃すので要注意です。
私は花札伝綺を見るのは3回目なのですが、今回は一段とすっきりとまとまって、それでいて密度が濃くなったと感じました。
特にひとりひとりのキャラクターが今まで以上にくっきりはっきり個性を出していて惹きつけられます。
このエジンバラフリンジのサイトに使われている画像の女優さんは山丸莉菜ちゃんなのですが、今回ものすごく存在感が大きくなっていてびっくりしました。
楽塾のお手伝いをしてくれたときもタダものではないと思いましたが。
なにしろ流山児★事務所の役者さんたちはみなさんワイルドで濃くてすてき。
流山児さんも英語でがんばってました。
私がエジンバラフェスティバルに行ったのはもうずいぶん前ですが、
これ、海外で受けますよね、きっと。
花札Tシャツも買いましたよ。
お近くの方、お近くにお知り合いのいらっしゃる方、ぜひ!
★エジンバラ(Festival Fringe)
8月12-18日 全日12:55~
Venue #34: Cvenue
★ニューヨーク(Fringe NYC)
8/21 2:00~ 8/22 7:00~ 8/24 7:00~
8/25 12:00~ 8/26 2:00~
Venue #18: Here Mainstage Theater
★ビクトリア(Victoria Fringe)
8/28 18:30~ 8/29 18:30~ 8/30 22:30~
8/31 21:15~ 9/1 20:15~ 9/2 14:00~
Venue: Metro Studio
★バンクーバー(Vancouver Fringe)
9/6 20:00~ 9/7 18:30~ 9/9 22:10~ Venue: Performance Works
詳細は流山児★事務所のサイトへ。