「1万人のゴールド・シアター2016」終幕しました。
2016年 12月 07日
「1万人のゴールド・シアター2016」
無事に終幕しました。(←この「無事に」って大事!)
たくさんのお客様に観ていただいて感激です。
出演者も客席にいましたが、開場するとあれよあれとと4階席まで埋まっていってびっくりです。
劇場で出演する時は、お客さんが着席するのを生で見るなんて機会はそうないので、これも面白い経験でした。
出演者たちも「夫と子供たちが来てるのよ。あのへんかしら。」
とそわそわしながら客席を探したり、
客席から「ばぁば~!」
というかわいらしい声が響いてみんなニッコリしたり。
「ばぁば」は今日は何百人もいるのよ~(笑)
ともあれ、終幕。
応募や稽古、そしてこの公演を通じて
「老人」の仲間入りするのも悪くないなと思えたし
たっくさんの同年代、大先輩に会えてますます「老い」が怖くなくなったし、
演劇の力をここでも感じることができました。
ネクスト・シアターやプロの俳優たちの姿に蜷川さんや演劇への熱い想いを感じました。
公演のたびに演出家はじめスタッフ、共演者、観てくれる人、家族、今生きていること、などなど感謝の気持ちでいっぱいになるのですが、今回は規模が規模だけに、ここまで来るのにどれだけの人の尽力があったことか。
1600人の「老人」を相手に蜷川さんの後を引き継ぐなんて、ノゾエさん、どうするのかしら?と正直に言って初めは少し心配だったりしましたが、ノゾエさんは本当にあっと言う間に老人たちのハートを掴み、稽古場はいつも笑いに包まれていました。
スタッフワークやプロ俳優からのサポートにもノゾエさんへの信頼が感じられ安心していられました。
ノゾエさんの、年齢もプロもアマも関係なく「ひと」を大切にする姿勢に、演劇に対する熱い想いにみんなころりとまいってしまうのです。
関わって下さったすべての方々に感謝します。
ありがとうございました。