「ノゾエ征爾演劇ワークショップ2018」
先週はグループの全体稽古がありました。
なにしろ総勢1000人近い参加者でそれを2チームに分け、各チームをグループに分けての稽古です。今までは小グループ(と言っても100人前後?)でしたので全体がどうなっているのかはわからなかったので、今回の全体稽古で初めて流れがなんとなく見えて来たというわけです。
作品はモリエールの『病は気から』。
実はこの作品、ノゾエさんが2012年にSPACで演出されていたのを観に行っていました。
その時の浮かれた観劇の様子もブログに書いていました。
そうそう、その『病は気から』ですが、この戯曲の台詞を500人からの60歳+で言うと・・・
すっごくリアルなわけですよ。
60歳以上と言っても「老人」になりたての私ら60代なんてひよっこもいいところで、70代80代のお元気な先輩たちが数の上でもパワーでも圧倒的です。演劇と言うカンフル剤を打たれたシニアたちのウキウキぶりがもう、それだけで相当な熱量です。
「老人」に「病気」を語らせたらとどまるところを知りません。
ところで、「病気」って何でしたっけね?
ノゾエさんのご苦労もさぞや、と思っていましたらご本人のお言葉が。 参加者750人くらいとありますね、先日スタッフの方にお尋ねしたら1000人くらい、とのことでしたが、1600人で『ロミオとジュリエット』だったことを思えば誤差ですかしら?