「ライムライト」deワークショップ
2008年 04月 26日
/ ジェネオン エンタテインメント
ISBN : B0001E3CLO
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今日は壌晴彦さん主宰の演劇倶楽部『座』の
ー『映画』でレッスン・1日ワークショップー
というのに参加してきました。
「一日のうちに映画を観て、印象的な場面をピックアップそしてエクササイズ(本読み、立ち稽古)。」
という企画です。
☆タイムテーブル☆は
10時〜 映画鑑賞
12時〜13時 休憩
13時〜17時 本読み、立ち稽古、発表
17時〜 講評、交流会
で、今日の教材はチャップリンの「ライムライト」
私はチャップリンは無声映画時代のものよりも、おなじみのメークも扮装もなく、
チャップリン自身と重なるような往年の喜劇役者の悲哀をにじませるこの作品のほうが好きです。今は人気もなくなって酒浸りの日を送る老喜劇役者カルベロが自殺未遂をはかったバレリーナ、テリーを励まし生きることのすばらしさを説く台詞の数々、一途に彼を愛してるというテリーの可憐さとそれに応えられずに彼女の元を去るカルベロ、復帰の舞台でのチャップリンとキートンの貴重な共演シーンなど、見所は満載です。
で、今日はこの映画の一部分
カルベロが精神的なことで歩けなくなったテリーを励ます場面と
舞台でまったく客に受けず、自分のコメディアンとしてのプライドをずたずたにされたカルベロを今度はテリーが励ます場面
の2つを取り出して本読みと立ち稽古をしました。
こんな機会もなかなかないので楽しかったですよ。
何を扱っても基本は「聞く・会話する・感じる・渡す」ですね。
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