サンチャゴに降る雨
2008年 05月 16日
大石 直紀 / / 光文社
ISBN : 4334923267
これも次回公演の参考資料として読みました。
前に書いた「戒厳令の夜」は
〈サンチャゴに雨が降っています〉
というラジオのアナウンサーの声がラストになっていますが、
この本はそこから始まっています。
これは1973年9月11日晴天の朝に南米・チリで流れた
クーデター勃発を知らせる暗号のアナウンスです。
この朝からすべての人の人生が狂い、
運命が変わっていく・・・
女も男も
そして幼なじみの二人は宿命の対決へ
独裁と自由と
テロと暗殺と戦闘と
裏の力を持つ日本人の秘密
否応なく巻き込まれ闘う日本人ジャーナリスト
絡み合う人間関係
サスペンスとアクションとロマンと心理劇
これも一気に読ませます。
この内乱のチリが舞台の次回公演(9月)
どうなるのかドキドキです。
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